「きっと、拾ってもらった恩義を感じているのだろう」と母上が言っているものの、真相のほどは確かではありません。
ここの所、あまりに暑い日が続くので、ちまきはシャワーで体を冷やしたりします。(渇水で風呂が使えないってのもあるけど)
例のごとく例によって、お風呂場の扉の外でヤマトが待っている気配がする。
で、昨日はちまきがお風呂場の外へ出た所で、ヤマトを抱き上げてみました。
抱かれてお風呂場に入室するのが何より怖いヤマトは(風呂に入れられると思うのでしょう)、渾身の力でちまきにしがみつくのですが、いつもと違って痛くないんです。
そう、爪を立てていない。
「へぇ〜、そんな事もあるんだ」と思って感心する事しきり。試しに服を来てもう一度ヤマトを抱いてお風呂場に入ってみると、今度はバッチリ爪を立てて来て、痛いの何のって…
ヤマトは、素肌に爪を立てられると怪我をするってのを、理解しているのかな?