6回目のワクチンを受けに、病院に行きました。
去年は、ワクチンを打った後で「血液検査も」と言ったものだから、「打ったすぐではまともな値が出ないので、また今度」と言われてしまったので、今回はまず最初に「今日は血液検査です。ついでにワクチンも」と言いました。
今日は、初代とジュニアのダブル獣医と、看護婦2名の豪華キャストによる受診でした。途中で高校生な三世(?)も顔を出し「おぉ、ここはこんなに大所帯だったのか」
体重は5.75kgで、カルテ上の記録では去年よりも250gの減少。まぁ、こんなもんでしょうとダブル医者はうなづいているものの…
「おかわりありませんか?」
「正月から劇痩せして、8月には5キロを切っちゃいました。10月から回復したんですが…」
一番痩せている時に連れて来てくれたら原因もわかっただろうに、回復した今となっては血液検査をしても多分何もわからないよとクギをさされてしまいました。
ヤマトは4人がかりで保定されてしまい、足の内股に針を刺されて血液を採取。ヤマトは「痛い、痛い」と騒ぐものの、血管が細くてなかなか血液が確保出来ず、結局ギリギリの量が抜けた所で採取は断念。
しかし今度は、そのギリギリの量であるにもかかわらず、測定機がご機嫌がナナメで、3回も測定し直しとなってしまいました。
待たされる事30分、ヤマトは緊張の末に脱糞しちゃいました。
ヤマトを抱くちまきの体をコロコロと伝って床に転がるうんこを、看護婦さんが追いかけてかき集める…これまで脱糞なんて全然なかったのにねぇ(失禁でなくてよかったよかった)。(タロウは失禁常習犯だったからなぁ)
肝心の検査の結果は次の通りでした。
項目 | 計測値 | 基準値 | 単位 | 意味 |
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RBC | 848 | 580-1070 | ×10000個/μl | 赤血球数 |
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WBC | 91 | 60-180 | ×100個/μl | 白血球数 |
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PLT | 203 | 100- | g/ml | 血小板 |
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Hb | 13.2 | 8-15 | g/dl | ヘモグロビン |
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PCV or Ht | 39 | 30-45 | % | 赤血球体積率 |
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MCV | 44.6 | 30-45 | fl | 平均赤血球容積 |
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MCH | 15.6 | 12-18 | pg | 平均赤血球血色素量 |
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MCHC | 34.9 | 32-36 | g/dl | 平均赤血球血色素濃度 |
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TP | 8.4 | 5.1-8.0 | g/dl | 血清総蛋白 |
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GLU | 97 | 75-150 | mg/dl | 血糖 |
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BUN | 25 | 15-40 | mg/dl | 尿素窒素(腎臓) |
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GPT | 105 | 10-80 | IU/l | グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ(肝臓) |
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Cre | 1.1 | 0.5-1.8 | mg/dl | クレアチニン(腎臓) |
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Alb | 3.2 | 2.4-4.5 | mg/dl | アルブミン(肝臓) |
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ALP | 50以下 | 11-150 | IU/l | アルカリホスファターゼ(肝臓) |
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まだ慌てるほどの値ではないけれど、肝臓の値がよろしくない様です。年齢を考えれば当たり前な数値かも、とも言われたけど。
肝臓以外には、血球も血糖も腎臓も至って正常値なので、ひと安心です。
「モンプチは油ぎっているからなぁ」と言われ、食事に気をつける様に指導されました。(ひょっとして、脂肪肝なのか? それとも一時的な値なのか?)
ついでのワクチンの方は、今回は3種になりました。
今までずっと4種だったのですが、「もう10歳だから副作用も心配だし、この年齢では白血病にはかからんだろうし」と言う事で、今回は3種を勧められたのでした。
こちらの方は瞬間で終わってしまいました。30分も診察室に閉じ込められ、しかも途中でゴールデンレトリバーなお婆さんが診察に入って来るし、病院のホストキャットが挨拶にやって来るし、緊張のあまりヤマトは注射された事には全く気がついていない様子でした。
今日の病院代は、診察料1,200円+血液検査6,000円+3種ワクチン5,200円で、しめて12,400円。
恐怖の病院に長居して、やっと帰って来たヤマトは、ものの数分で我が物顔になっていました。昔はしばらくひきこもったもんですが、すっかり度胸がついたもんです。
posted by chimaki at 19:55|
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