ひたすら鳴くのは、どうやら飼い主(故人)を呼んでいるっぽいです。
ちまきの様子をうかがいながら(鳴きながら)部屋を一周し、カリカリを口にします。
ちょっと食べては、ちまきの方に振り向き、またちょっと食べては、ちまきの方を振り向き…これはもしかして「食べるから、見てて」って事かな?
もしかしたらと思って、フクちゃんのほおをなでてみると(大乱闘以外では触るのは初めてです)、フクちゃんの態度が豹変しました。
大きな音でゴロゴロとのどを鳴らし、スリスリして来ます。
この子は、ヤマト以上のベタベタな甘えたさんでした。
おなかでも尻尾でも、どこでも触らせてくれるので、ひとしきりチェックしてみました。
毛は剛毛です。
耳の先に飾り毛が生えています。何かの洋猫の血が混ざってるのかな?
尻尾はまっすぐで、全く折れがありません。
性別は、去勢済♂でした。
手足が異様に太いので、一見してとても短足に見えます。
どうやら噛み癖がある様です。
マタタビには無関心です。
猫缶も口にしました。ドライもウェットも食べられるのであれば、老猫になってからも安心ですね。
数十分ほどスキンシップをした後で、ちまきは眠くなったのでそのまま寝てしまったのですが、フクちゃんはひとしきり鳴きながらうろついたと思ったら、またもやベッドの下に潜り込み、出て来なくなりました。
日中ちまきが留守の間に、食事をした痕跡がありました。
今も、こもったままじっとしています。
広い場所では安心して眠れない、と言う事みたいですね。
飼い主に会えない寂しさを紛らわすためと言うのもあるのでしょう、人には慣れる事が出来ました。あとは場所に慣れるのを待つだけですね。