
母上の寝室はフクのテリトリーと言う事になっているものの、ヤマトのお気に入りの場所でもあります。
フクが譲ってあげていると言った感じでしょうか。
互いの機嫌のいい時は、こうやって並んで寝ています。
で、今日のお題。
ヤマトと違ってフクは前の飼い主がつけた名前があらかじめわかっていました。そのため、名前を改名する事なく、そのまま引き継げたのはよかったのですが。
フクは名前を呼んでも反応がないんです。
当初は、そう言う性格の猫なんだとばかり思っていたんです。
しかし、うちに来て1年経った頃に、「フクちゃん」と呼ぶと反応する事が判明。
何とこいつ、前の飼い主に、ちゃん付けで呼ばれていたんだね。
自分の名前を「フクちゃん」と認識しているらしい。
今では「フク」とは呼ばなくなりました。必ず「フクちゃん」と呼んでいます。
ヤマトを呼ぶ時は「ヤマト」なんだけどね。
常にヤマトをえこひいきしている中、名を呼ぶ時だけフクをえこひいきしています。
で、それで気がついたのですが、去年のフク行方不明事件の時に、毎日懸命にフクの名を呼びながら捜しまくったのですが、ちゃん付けではなかったので、あれって無意味だったんだねぇ。
「コイネコ」というコミックスに「名前は猫が幸せになれる魔法の言葉」と書いてあったのを見て、目からウロコが落ちました。
甘えさせてくれる、抱っこしてくれる、ごはんをくれる時の、嬉しい時に呼ばれる言葉が、名前なんだ、と。
これを読んで以来、怒る時には絶対に名前を呼ばない様にしています。