
猫エイズ持ちだったにもかかわらず12歳まで元気だったので、それなりの恵まれた猫生だったとは思います。でも、タロウを亡くした後のペットロスは深いものでした。
だから、ヤマトがうちに来た時に、「この子にその時が来たら、最高の状態で送り出す」と言う事を最初から決意していたのでした。
もくろみ通り、ヤマトを無事に送り出す事が出来たので、
「やり遂げた感でホッとている」
それが今のちまき家の現状です。
家族が一人減って寂しくはあるのですが、悲壮感は全くありません。
ヤマトが危篤になってからも普段通りの態度をつらぬいていたフクですが、おなかのハゲが刻一刻と広がって行きました。
丸ハゲになってしまわない様、フクが腹を舐めようとしている時は、先手を打って腹に手を当ててさする様にしています。そうすると、フクは人間の手を歯でガシガシと梳こうとして来ます。
ヤマトがいなくなって平静を装っているものの、やっぱりとても気にしている様です。

ヤマトは、ちまき家の庭に眠ってもらっています。
裏庭はすでに、犬1+猫3+スズメ1が眠っていて定員オーバー。なので、ヤマトの墓は前庭のド真ん中になりました。歴代の動物達のヤキモチが怖いのですが、そこはそれ、ちまき家で一番長生きした子なので、どうにか納得してもらおうと思います。