一晩経って見てみたら、焼シャケは通りがかりの猫さんが食べて行った様です。
甘えたい時には素直に甘え、こちらがすり寄って行った時には我慢出来る範囲で応え、我慢の限界が来たらきっぱりと拒否する。そんな人との距離感をとてもよく知っていたヤマトは、体調のせいでとても手間がかかる猫だった代わりに、癒しもいっぱいくれた子だったので「ちまき家歴代の中で、一番可愛い子だった」なんて事を母上と話していました。ふたケタの数の猫との付き合い経験のある母上でも「あの子が一番だった」と。
フクが、とても寂しん坊のくせに人に構われるのが大嫌いなので、ヤマトの良さが余計に際立ってしまいます。
亡くなってしまったものを今更追いかけても仕方ないので、お世話し甲斐がなくても、フクをいっぱいお世話する事には代わりはないんですけどね。