
猫歴十数匹の母上ですら「これだけ頭が良くて活発な猫は初めてだ」って言ってしまうほどの変わった子でしたが、これにて一件落着。今回の猫騒動は完結しました。
毛が生えて来ていたフクの腹は、再びハゲ上がりました。
捨て猫を拾い里親に託すという一連の流れは、今回初めて体験しました。今回は、放っておけば確実に事故死する状況で、何も考えず保護しました。お金がどの程度かかるかはぼんやりとわかっていましたが、それは命をつなぐための当然のコストと思っていて、特に気にしてはいませんでした(猫貯金に手をつけようかどうかは悩んだ)。
ただ、ミコの週齢を調べるために検索している時に、「子猫を拾うとお金がかかるので、よく考える様に」って注意喚起しているサイトが所々にある事に気がつき、「あぁ、猫飼いでない人達にとっては、その点が気になるんだな」って初めて気がつきました。ですので、ここでもその話題に触れておきます。
今回かかった費用は4万円ちょっとでした。他サイトで言われていた金額とだいたい同じでした。
食事代(子猫めし、とても高くてびっくりした)や砂代の他、食器やトイレシステムやゲージやキャリーなど、猫と暮らすためのベーシックなお金が必要になるのはもちろんですが(猫飼いだと先住猫と兼用になるからその辺の出費が抑えられる)、ワクチン接種(生後2か月と3か月、それ以後は年1回必要)や健康診断、里親探しのための印刷物や、里親へ引き渡す際の交通費など、要はうっかり猫を拾ってしまうとこれだけの費用がかかると言う事です。
それでもこれは、命をつなぐためには必要なコストです。要は「自分の出来る範囲で、出来る事を、出来るだけ」ってのを念頭にして、って事ですね。