2010年12月07日

ヤマト11回目のワクチン

去年はワクチン接種しなかったのに、今年も例年通りにワクチンの案内の葉書が来ました。まぁ、どうせ今年もワクチン接種はナシになるのだろうけど、ヤマトの病状のチェックのために病院へ行って来ました。

今日は、先代先生と二代目先生の2人がいましたが、二代目先生が担当。
検査結果
項目10/1209/12基準値単位
RBC563571580-1070×10000個/μl
WBC11913160-180×100個/μl
PLT218281100-g/ml
Hgb9.911.18-15g/dl
PCV293030-45%
TP8.98.45.1-8.0g/dl
GLU10310371-148mg/dl
BUN80.448.217.6-32.8mg/dl
Cre4.02.50.8-1.8mg/dl
NH3557223-78μg/dl
Ca10.810.28.8-11.9mg/dl
IP6.44.22.6-6.0mg/dl
GPT45229922-84IU/l
Alb3.33.22.3-3.5mg/dl
TBIL0.40.40.1-0.4mg/dl
ALP649238-165IU/l
TCol20115089-176mg/dl
体重3.654.30-kg

まずは、体重の減りが顕著で、正直言って4kgを切っていたのがショック。そこまで軽くなっていた印象はなかったんだけどなぁ。

腎臓の値はかなり悪い数値です。先生曰く「この数値だと『うちの子調子が悪いんです』と駆け込んで来るレベル」なのだそうですが、当のヤマトは至って元気。「いつ爆発してもおかしくない状況と思っておいた方がいいだろう」と言われました。

肝臓は、相変わらず謎の高値が続いています。しかし、栄養状態を示す数値はどれも完璧なので「肝臓はきちんと仕事をこなしている。肝臓の状態と数値異常は無関係かも知れない(病的な何かではないかも知れない)」との事でした。

他には、貧血気味の数値が出ているのですが、これは「この子はずーっとこんな値だからなぁ。これがこの子の個性なんだろうねぇ」

便秘がひどいと、毒素が回って腎臓に負担がかかる。腎臓が悪くなると、水分確保のために便が固くなる。そんな悪循環に陥っているのではないかと言う見地でした。だから、クレメジン(食炭)を服用していても腎臓の悪化を止められない(クレメジンを飲んでいなかったら、今ごろどうなっていたやら)って事らしい。
また、GPTと便秘も関連性があるらしいです。

要は、便秘が諸悪の根源なんだ、と。

しかしヤマトはうちに来た当初から便秘猫だったので、便秘で寿命が決まってしまうなら、もうそれはこの子の運命としか言い様がないです。
でも、だからと言って何もしないでいるかと言うと、そう言う訳でもなく…先代猫のタロウが便秘がきっかけとなって命を落としているんでねぇ(だから、人間の食卓の真横に猫便所を設置したんだ)。

先月からラキソベロン(緩下剤)を処方してもらっています。しかしよほど大量に与えないと自力排便に至らないので(どうもこの下剤が効きにくい体質らしい)、体への負担が心配なのとお金がかかるのとで、人間用のセンナを与える様になっていました。
しかし先生曰く「センナと猫の組み合わせが正しいかどうか、知らないよ」
それでも、先月も1回、浣腸をしなければならないまでになってしまいました。(浣腸の後はヤマトが丸一日寝込むので、出来るだけ避けたいんだけど)
この浣腸についても先生曰く「猫に浣腸は、実はとても危険なんだ」病院でも命がけの処置なんだそうです。「せめて、グリセリンはやめて、ぬるま湯にしなさい」と指導されました。

骨盤の外にまで出て来たうんこを摘便するのは、すっかり日常になったんですが、骨盤にまで出て来ないうんこが詰まって往生こく事が繰り返されているので、出来れば腹の中のうんこを摘便できる様になればと思うものの、実にこれが難しく、手加減がよくわからない………
で、先生が「やって見せようか」と言って、お手本を見せてくれました。
ちまきが腹の中からの摘便が出来る様になれば、色々な事が、色々と楽になるだろうなぁ。
健診結果としては惨憺たる内容だったんですが、当の本にゃんは至って元気だし、まぁ、これが「歳相応」なんだろうなと思います。

今回の病院代は
再診料600円
血液検査6,300円
クレメジン(30T)6,300円
ラキソベロン(1本)1,200円
合計14,400円

posted by chimaki at 23:00| Comment(4) | TrackBack(0) | ヤマトのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
う〜ん…。数値を見てもよくわかんないのですけれども(人間の
健康診断の数値だってイマイチわかんないのに)BUNの値の高い
のが気になりますねぇ。でも本猫が元気なのが救いですね!

便秘が諸悪の根源とのこと。摘便とかもうどんなんだか想像も
つきませんが…浣腸すると翌日ぐったりはかわいそうですよね。
センナ、問題ないといいです。そんでもって効くといいなぁっ。
Posted by さだ at 2010年12月18日 20:25
お久しぶりです。ヤマトくんの体調、気になりますね。
ご無沙汰している間、私は春に3匹の捨て猫兄弟を保護しました。
先住猫が狂暴で小心者なので、すぐには仲良くなれないと思っていましたが、予想以上に受け入れてもらえず途方にくれました…。
ヤマトくんとフクちゃんの事を時々思い出して、励みにしていたんですよ、いずれは仲良くなるだろうと。
今は先住猫が少し心を許してくれて、距離も縮まってきました(^^)
ヤマトくんのお腹の具合が、もっと良くなる事を願っていますね。
それでは、ちまきさんも体調にお気をつけて良い年末年始をお過ごしください。
Posted by ネイバー at 2010年12月23日 14:42
便秘がひどいと、毒素が回って腎臓に負担がかかる・・・。なるほど。便秘も関係あったのですね。
うちも若い猫にしては腎臓に対する数値が高いので食事などに気を付けています。
便秘もマックス4日という感じだったのですがすべてつながっていたのですね。
勉強になりました!
Posted by くろろ at 2010年12月27日 18:19
さださん>
センナですが、その後すっかり味を覚えてしまい、強烈に拒否する様になってしまいました。
今は、ひたすら摘便で対応です。

ネイバーさん>
うちの2にゃんの相性は………最悪ですよ。
まぁ、体重が倍あるフクを追い回すほどに、ヤマトは元気なんですけどね。

くろろさん>
ヤマトの場合、便秘はMAX7日です。
他のサイトでもよく見かけますが、きばって出ない時は、吐きます。うちでは「いきみゲロ」と呼んでいます。
その現象がある様なら要注意ですね。
Posted by たつもとちまき at 2010年12月27日 20:03
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