
一方、里親探しには1か月以上は覚悟していて、見つからない場合はうちの子にする事も想定していました。所が、仕事仲間にメールをまいた段階で引き合いがあり、あっさりと里親が見つかってしまいました。一番可愛い頃な上に、柄のキュートさが幸いした感じでした。
相手は大阪で遠方ですが行けない距離ではないし、我が家よりも年齢は若く20年後まで安泰そうで、さらに、3歳♀の先住猫がいるとの事。社会化はその里親の先住さんに任せた方がよいと考え、互いの日程が合う日付で一番早い日を引き渡しの日と決めました。
ミコはフクのする事をよく真似て、猫としての習慣を次々と覚えて行きました。猫砂を使う事や、グルーミングする事など、ヒトとしてどうやって教えようかと思ったもんですが、フクはとてもよい教師になってくれました。(ネコキックやネコパンチ、蓄主の妨害の仕方まで覚えてくれた)
ただ、この頃は未だに2にゃんのスキンシップは難しい段階だったので、甘噛みだけはヒトが教えました。ヒトに対してじゃれて来ている時に、噛まれて痛かったらすかさず引っぱたく。それを繰り返していたら、ものの2〜3日で覚えてくれました。
最初はぼんやりとしか見えていなかったらしい目も(高所から平気で飛び下りようとして焦った)13日頃には立体視もできる様になって来て、距離を計って飛ぼうとして失敗したり(痛い思いを繰り返して色々と覚えて行くらしい?)行動範囲もどんどん広がって行きました。